毎年大好評の長崎を代表するフルーツ、長崎びわ。
わがファームのびわは温室ハウス栽培で育てています。
メジャー級の爆発的な人気があるわけではないものの、美しいオレンジ色と気品漂うフォルムが圧倒的な存在感を放ち、何年もかけて食味を追及したどり着いた、上品ながらも深い味わいが舌を喜ばせます。
誠にありがたいことに、年々しずしずと人気を博しております。

すくすくと育っていくと、やがてかわいい花が咲き始めます。
暖か日差しをたっぷりあびて大きくなっていくびわたち。
この花にミツバチがとんできて、受粉し、びわの実が膨らんできます。

99アイランドファームの温室びわは三十数年前に主人の両親が始めました。
温室びわの栽培は容易なものではないため、失敗や苦労もたくさんあったと聞きました。
そこで両親は勉強の為ある人のもとを訪れました。が、当初その人は何も教えるつもりはなかったそうです。
しかし熱心な両親の姿を見て、「この人たちならば」と栽培方法を丁寧に教えてくださいました。
そしてさらに一生懸命栽培に取り組んだ両親。それから三十数年。
今年も美味しいびわづくりがスタートしています。