徳島県の中央部に位置する中山間地域。ビックひな祭りで全国的に有名になった勝浦町で、奥座敷と言われる坂本地区は、徳島県の中でも温州みかんの栽培が盛んな勝浦町のなかでも、最も古くからみかん栽培が始まったと伝えられてきました。

CoComel農園は、坂本地区の東半分が一望できる山の傾斜地に位置し、水はけがよく寒暖差が大きい畑で収穫できる果樹は、味が濃厚との評価を得ています。

両親が高齢になって、車が入りにくいために放棄されようとしていた畑を管理するようになりました。
私が管理するようになってからは、みかんの花から精油を抽出したいという目的もあり、農薬や化学肥料、除草剤を一切使わず栽培しています。

そこでは、幻の果実と言われる「ゆこう」を栽培しています。それ以外に、温州みかんやお茶を栽培しています。

安心して使って頂けるものを心を込めてお届けします。

⭐️生産者のプロフィール⭐️

過疎化が進む実家のある地域を活性化させる手伝いができればと思い、基幹産業であったみかんを活用したアロマの抽出をするために、会社を定年退職後、調理学校に2年間通って調理師と、衛生管理士の資格を取得しました。
その過程で、テイクアウトのお惣菜くらいであればできるのではと、起業することを決めました。

子供が小さかった時、フルタイムの仕事で、夕食を作るのが大変でした。時間が出来た今、そんな方の力になることができればという思いで始めました。

一方、高齢の母に代り、不便な場所にある果樹園の管理(CoComel農園)を始めました。そこでは、みかん、すだち、ゆこう、お茶を、無農薬で化学肥料や除草剤を使わず栽培しています。
ゆこうを搾汁してお酢に加工して、通販サイトで販売しています。
そして、テイクアウトの料理にも使っています。

特に、徳島の郷土料理「ボウゼの姿寿司」は、魚を酢締めするのでふんだんにゆこう酢を使います。
郷土料理の伝承は、調理師の使命の一つでもあり、CoComelの看板メニューの一つになっていて、特別メニューとしてお作りして提供しています。