昭和57年頃から慣行栽培(化成肥料・化学合成農薬)から有機肥料(ぼかし肥料)・減農薬栽培を始めます。微生物・ミネラル・ビタミン・アミノ酸(C炭素・H水素・O酸素)の持つ作用、力に興味がわき猛勉強します。土壌消毒・除草剤をやめ、土壌に負荷負担をかける栽培は避け、保全型農業を始めました。硝酸態窒素(NH3-)の大量使用は土壌汚染・地下水汚染をし、人体内では(NH3-からNO2-)活性酸素に変化し悪影響を及ぼす可能性が。また、未発酵の家畜糞尿や化成肥料は使用量によっては環境破壊や人体への悪影響が懸念されます。
現在は玄米アミノ酸・微生物ミネラル農法を導入しています。乳酸もみ殻ぼかし肥・コーラル(サンゴ石)・バッドグアノ・土壌改革(粉末硫黄)・海藻粉末・実証ミネラル・ホワイトカリュウ(天然珪酸)・カニガラ・パームアッシュ(天然カリ)などを元肥として投入。その後、養生期間(積算温度1200℃以上)を設けます。また、線虫害防除の忌避剤としてHSC・GBS・IMP を。害虫忌避剤にはニームケーキ・椿あぶら粕など、天然資材をその時の状況に応じて施用し、耕起しています。
苗育苗は、基本的に自家育苗です。 定植後は制枝作業の適時管理、肥培管理を徹底し、葉面散布作業などの栽培管理作業も行います。
近年はヨーロッパから導入された新しい栽培方法、バイオステミラント(生物刺激剤)を採用。植物本来の生理機能や力を引き出し、ストレス耐性が高まり、健全な育成を促すといわれています。
他には、光合成(同化作用)能力を引き上げる資材を使用し、雨天や曇天でも光合成を増幅し、作物の品質向上を目指しています。